2020上半期ベストトラック15選
2020年も折り返しですね。
上半期はずっと死んでました。下半期も死にます。
それではどうぞ。
15. SASUKE 「Part.2」
こういうFMラジオの情報番組っぽい曲、なぜか偏愛しています。
このグルーヴは宅録じゃないと出せない。
ジャブジャブ飲み込んでドシャドシャ吐き出すDos Monosの快進撃。
「聴く」という行為を通じて彼らの胃の中を這いずっているような錯覚に陥ります。
13. Dirty Projectors「Search For Life」
Dirty Projectors - Search For Life (Official Lyric Video)
思い出はいつでも涙で見えない。
12. IZ*ONE「FIESTA」
K-POPやっと入門しました。
『パラサイト』を見てから韓国文化の「模倣を本物に変える」メカニズムが気になっています。
11. ラッキーオールドサン「街の人」
ラッキーオールドサン"街の人"Official Music Video
「名前も 顔もない 街の人に挨拶した」
バンドサウンドのおいしいところは「辻褄を合わせる」部分にこそあるのだとこの曲で気づかされた。
全員の佇まいも含めてグループとしての魅力があふれ出してます。
9. ガウディーズ「アンインストール feat.荘子it」
ガウディーズ - アンインストール feat. 荘子it (Dos Monos) [prod by 荘子it](OFFICIAL VIDEO)Uninstall feat. Zo Zhit
ゼロ年代の鬱をまとった「マジカル・ミステリー・ツアー」歌謡。
先月は『I Am The Warlus』とこればっかり聴いてました。
8. くるり「心のなかの悪魔」
自粛期間中に自分を見つめ直した人も多いと思いますが、
そういう意味で「自己との対話」をモチーフにしたこの曲に救われました。
およそ10年間眠っていたというのもまた良いですね。
7. Arca「Time」
涙ぐましい刹那の記録。
6月の窓をつたう水滴に似ています。
6. 長谷川白紙「シー・チェンジ」
長谷川白紙 - シー・チェンジ (HAKUSHI HASEGAWA - Sea Change) [Official Audio]
夏を感じます。
淡い期待は風にとけてなくなっちゃいました。
5. JPEGMAFIA「Bald!」
「加速するチル」。
切断と接続の繰り返し。
4. 井戸健人「chronicle」
統合できない世界を祝福するファンファーレ。
真夜中、道に迷いながらよく聴きます。
3. Jim O'Rouke「Shutting Down Here」
Jim O'Rourke - Shutting Down Here
寝る前に目を閉じながらちょっとずつ解きほぐしていくのが至福の時間です。
2. 藤井風「何なんw」
藤井風(Fujii Kaze) - “何なんw”(Nan-Nan) Official Video
令和ニューエイジ歌謡の筆頭株。
無骨な自己啓発を人懐っこい広島弁で歌いまわすバランス感覚に脱帽しました。
実は一番フィーリングが近いのって長渕剛かもしれない。
1. THE NOVEMBERS「Rainbow」
パラレルワールドの近未来にぶっとばしてくれる金属製のバット。
「君はいつも 今がはじまり」
2020年ベストトラック集(100曲)